Hi.
シュウです。
プライムイングリッシュには
1.音声変化とカタカナ表記
2.サンドウィッチリスニングシステム
3.3ステップスピーキングシステム
の3つの独自の勉強法があります。
今回はプライムイングリッシュ独自の勉強法の一つである「サンドウィッチリスニングシステム」について紹介をします。
サンドウィッチリスニングシステムとは?
サンドウィッチリスニングシステムとは「リスニング→リピーティング→リスニング」といった感じで、リスニングの間に挟んだ練習法になります。
簡潔に言いますと
Step1:リスニングは日本語にはない「音」を親しむ為、まずはゆっくり流れる音声を聞いて新しい音を正確に把握する
Step2:次に経験した音を自分で真似して発音をする
Step3:最後に経験した音をナチュラルスピードの英語を聞いて音を定着させる
と言った手順の学習法です。。
プライムイングリッシュでは1週間かけて1スキット(テーマ)を学びますが、そのうちの3日間はサンドウィッチリスニングシステムでリスニングの練習をします。
サンドウィッチリスニング Step1:音を経験する
音声変化をした英語がゆっくりのスピードで流れてきます。
ネイティブの会話の音声がゆっくりのスピードで流れるので聞く事が出来るので、どこが音声変化をしているのかが聞き取りやすくなっているのです。
はじめは、何も見ずに一度リスニングをして、音声変化がカタカナで表記されているテキストページを見ながら音声変化を意識して聞く事によって日本語にはない音をしっかり経験して定着させる事が出来るようになります。
サンドウィッチリスニング Step2:音をなじませる(リピート練習)
ステップ1で経験した音を、実際に自分で声を出して発音をして、音を自分の中で馴染ませます。
文章単位で区切りながら、ゆっくりなスピードで音声が流れ、その後に間があるのでリピーティングをして自分の中で馴染ませるのです。
この練習により、ネイティブの音やリズムを身につける事が出来ます。
自分で声を出す事によって脳の回路が開き、その音に対しての認識力が上がるのでリスニング力がつくのです。
サンドウィッチリスニングシステム Step3:音を定着させる
最後ははじめに流れた通常のスピードでのネイティブの英会話を聞いて、脳に定着をさせます。
Step1とStep2での練習で音が定着しているのではじめに聞いた時よりも通常スピードでの英会話も聞き取りやすくなっているはずです。
サンドウィッチリスニングシステムの効果
スポーツや楽器を習う時は、習得の手ほどきはゆっくりとしたスピードで行われます。
動作がはっきりとわかるから見ている人が真似るのが容易になるからですね。
例えば、ボクサーのテクニックを素人に完成した技術を見せても初心者は何がすごいのか分かりませんし、習得するのは困難です。
英語のリスニングも同じで、日本語にはない音に慣れ親しむ為に、はじめはゆっくりした音声を聞いて、新しい音を経験して正確に把握する事が重要となります。
つまり、
ゆっくりしたスピードで新しい音を把握
↓
経験した音をゆっくりとしたスピードで自分の声で真似る
↓
通常スピードの英会話を聞いて音を定着させる
こととなります。
通常のリスニングを何回も聞いても、日本語では聞いたこともない音があるので何度繰り返しても、脳が英語を意味ある音として認識する事が出来ないのでなかなか上達しません。
よく、高速音声を使えば、聞き取れるようになると言われていますが、もともと馴染みのないものをいくら高速で聞こうと何を言っているのかは理解出来ず、脳は英語を雑音として捉えるのでなかなか上達はしないのです。
たまに聞こえるようになったという報告もありますが洋楽などを聞けばわかりますが、聞き取れません。
これは聞き取ったふりであって聞き取れるようにはなってないからです。
馴染のないものを100倍でやろうと聴き取れません。
しかし、このサンドウィッチリスニングシステムの3ステップを踏むことによって、リスニングの積み重ねが意味のあるものへと変わっていきます。
聞く回数が上がれば、リスニング力も上がるのです。
実際に学習をした感想
このサンドウィッチリスニングシステムでは、ネイティブの発音の英会話がゆっくりと聞く事が出来るのでどこが音声変化をしているのか、どういった感じで変わっているのか、いったように音声変化で聞き取りづらくなってる部分を理解する事が出来ましたね。
今まで「何を言ったんだ?」「どうしてそんな音になるんだ?」と思いつつ聞き流していた部分も、ゆっくりとしたスピードのリスニングによって聞き取る事が出来始めました。
ネイティブの英会話をゆっくりとしたスピードで聞き取れるのはこの教材の一番の魅力だと思いますね。
さらに、自分で発音をする事によって音声変化についてより深く理解する事が出来ます。
この方法で学べるのはプライムイングリッシュのみなので、これから始める初心者や学習に失敗した人にはおすすめです。
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See you again.